2022年12月19日、ナスダックにブロックチェーン用ASICチップ(+ソフトウェア、ハードウェア)の開発製造を行うIntchains Groupが新規上場予定。ティッカーは「ICG」。
SECに提出されたFrom-F-1から情報を抜粋してチェックチェック。
・ブロックチェーンや暗号通貨マイニングに使用するASICチップと、付帯するソフトウェア及びハードウェアの開発製造を行う中国企業。創業は2017年。
・独自プラットフォーム「Xihe」により、同業他社が10〜14ヶ月かかるASICチップの開発を5〜8ヶ月で開発できる。
・ASICチップの市場規模は2025年に487億ドルになる見込み。2020〜2025年の年平均成長率は10.2%と試算。
・2022年1〜9月の売上高は4億4000万元、純利益は3億5200万元。2021年同期間比で売上高は+33%、純利益は+40%増。
とまあこんな感じ。
ここ数年市況が活発だった暗号通貨関連の銘柄である。
売上高、純利益ともにしっかり。
とはいえ暗号通貨市場は市場が若いうえに規制も遅れ気味だから、今後の見通しは株式市場以上に不安定かつ未確定。
加えて中国という国家リスクもある。
中国政府が鶴の一声で暗号通貨への規制を爆裂強化しないとも限らない。
売上高や純利益の伸び率から10倍株(テンバガー)になる可能性は一見ありそうだが、個人的には買えないタイプの銘柄である。