2022年12月30日、ナスダックに富裕層向け資産管理サービス(ウェルスマネジメント)のPrestige Wearlthが新規上場予定。ティッカーは「PWM」。
SECに提出されたFrom-F-1から情報を抜粋してチェックチェック。
・主にアジア地域の富裕層を対象とした資産管理サービス(ウェルスマネジメント)を行う香港の企業。創業は2018年。
・顧客の大半は中国、もしくは香港に在住しており、新規の顧客主に既存の顧客からの紹介によるもの。2021年後半からアメリカでもサービスを開始した。
・香港のウェルスマネジメント市場の規模は、2015年から2021年の間に6306億香港ドルから1兆700億香港ドルに増加。年平均成長率は8.1%。
・アメリカのウェルスマネジメント市場の規模は、2021年1兆7,771億米ドル。年平均成長率2022年から2026年の間の年平均成長率は4.1%と試算。
・2022年1〜6月の売上高は179万ドル、純利益は130万ドル。2021年同期間比で売上高はー31%、純利益はー40%(中国のコロナ規制が減収減益の要因)。
とまあこんな感じ。正直特に言うことも書くこともない(笑)。
富裕層が顧客、かつ新規顧客の獲得は既存の顧客からの紹介ということで、お金持ちによるお金持ちのためのサービス。
From-F-1から他の資産管理サービス企業と比較して強みを感じることもできず、また中国及び香港での事業が収益の大半ということであり、投資対象としては微妙感満載な雰囲気である。