2022年12月28日、ナスダックに車椅子の設計製造を行うJin Medical Internationalが新規上場予定。ティッカーは「ZJYL」。
SECに提出されたFrom-F-1から情報を抜粋してチェックチェック。
・家庭用からスポーツ用まで、30種類以上の車椅子の設計製造を行う中国企業。創業は2006年。
・売上高の99％が車椅子によるもの（残りの1％は入浴機など）。主な市場は日本と中国で、日本向けには中高価格帯、中国向けは低価格帯の製品が中心となっている。
・2020年初頭の時点で日本の人口の25%以上が65歳以上。2030年には3人に1人が65歳以上となる見込み。中国でも65歳以上の人口は2016年から2020年にかけて約1億5040万人から約1億9060万人に増加。年平均増加率は6.1％。
車椅子市場も人口の高齢化とともに伸びていく見込み。
・2022年1月〜6月末の売上高は946万ドル、純利益は122万ドル。2021年同期間比で売上高は＋0.5%、純利益はー33％（純利益減少の理由は原材料費の高騰などによるもの）。
とまあこんな感じ。高齢化社会の恩恵を享受する銘柄であるな。
手堅いといえば手堅いが、10倍株（テンバガー）になるほどの爆発力はなさげ。
コスト増に対して売上高も伸びるみたいな感じでもないからなかなか厳しいですな。