2023年1月10日、ナスダックにリチウムなどの鉱物資源を探査採掘するAtlas Lithium Corporationが新規上場予定。ティッカーは「ATLX」。
SECに提出されたFrom-S-1から情報を抜粋してチェックチェック。
・リチウムやニッケルなどが採掘できる鉱山を保有するアメリカの企業。創業は2011年。
・ブラジルに所有するリチウム鉱山の鉱区や、バッテリーなどに欠かせない金属類(ニッケルなど)の探鉱の広さや規模は、上場企業の中でも最大級と試算。
・鉄鉱山の開発採掘を行うApollo Resourcesの株式を44%、金鉱山の開発採掘を行うJupiter Goldの株式を24%保有している。
・リチウムの需要はEV自動車の需要増加に伴い、2030年には年6200万トンになる見込み。
・2022年1月〜9月末の売上高は6145ドル、純損失は310万ドル。2021年同期間比で売上高はー32%、純損失は±0%。
とまあこんな感じ。
EV自動車などに搭載されるバッテリーに必要な金属類を供給する企業であるな。
業績は鉱山の開発採掘で費用が先行しておりまだまだ赤字。
また原材料供給系企業であるため、世界景気や供給先の需要などにも業績が左右されがちなところにも注意が必要。
リチウムやニッケルなどの総需要自体は伸びるだろうけど、その恩恵をしっかりと享受できるかどうかが株価にとっても肝なところ。